株式会社ヴィークレア様 |クレンジグバーム &honey(アンドハニー)

株式会社ヴィークレア様 |クレンジグバーム &honey(アンドハニー)

株式会社ヴィークレア

2024.07.23

株式会社ヴィークレア(以下ヴィークレア)が、発売以来好評の「&honey クレンジングバーム」から2024年3月13日に新しく発売された「&honey クレンジングバーム ブラック」の店舗における非計画購買を促進するために、インフルエンサーを起用したYouTube施策に加えて、ドラッグストア(ウエルシア薬局)のデジタルサイネージ広告を実施した事例をお伝えします。

インフルエンサーを起用したYouTube施策×店頭デジタルサイネージ広告を実施

ヴィークレアは、2024年3月13日より新しく発売された、頑固な黒ずみ・皮脂テカリをケアする「&honey クレンジングバーム ブラック」の初速の認知を獲得し話題の山を作ることに加えて、その後、通常落ちてしまうPOSを維持・向上させることを狙うため、まずはZ世代から大人気の動画クリエイターユニットのくれいじーまぐねっと(※1)を起用したYouTubeのレビュー動画をアップ。

そこで、ドラッグストア最大手「ウエルシア薬局」限定のポイントバックキャンペーンを告知し、店舗への来店を促すと共に、同ドラッグストアの店頭プロモーション(店頭デジタルサイネージ広告)を行いました。

SNSと店頭デジタルサイネージ広告は、SNSでZMOT(※2)→店頭でFMOT(※3)共にアプローチすることができる、非常に組み合わせが良い施策となります。

※1.UraN、エア、浅見めいの3人からなるクリエイターユニット。
YouTubeチャンネル登録者数205万人をはじめ、SNS総フォロワー数は約1,000万人とZ世代から絶大な影響力を誇る。近年では、女性のヘルスケアについて啓発活動に取り組むなどZ世代インフルエンサーとして独自の活動展開で注目を集め続けている。

※2.ZMOT(ズィーモット、Zero Moment of Truthの略称)
2011年にGoogleが提唱したもので、「顧客は店舗を訪れる前に何を買うかを決めている」とする購買モデル・マーケティング理論

※3.FMOT(エフモット、First Moment of Truthの略称)
2004年にP&Gが提唱した購買モデルで、顧客は店頭での数秒間で購入するかどうかを決定するというもの

広告出稿の概要

全国のウエルシア薬局:500店舗
期間:14日間(2024年4月10日~4月23日)
想定リーチ数:約65万人
広告の表示回数:全店舗合計で約270万回
配信日時:配信可能な全時間帯※
クリエイティブ:9:16の縦型
尺:15秒

※MADSのデジタルサイネージネットワークは、プログラマティックに任意の曜日、時間に出稿が可能

インフルエンサーを起用したYouTubeのPR動画|約42万回視聴(2024/7/22時点)

広告効果を比較する要素

期間:広告出稿前と広告出稿中の同期間
店舗:広告出稿のありの店舗となしの店舗

広告出稿により売上が+ 17.4%に!

広告を出稿した店舗と
出稿していない店舗と比較し
+ 17.4%(※)」の売上が向上しました。

※PI値で算出:金額PI(Purchase Index)値=売上金額/レジ通過客数×1,000

ポイントキャンペーンデーの効果

日別で売上が多い日は、ウエルシア薬局の各ポイントデー、ポイントキャンペーンを実施する日が特別に目立ちました。

これは、出稿該当商品を対象としたYouTubeのPR動画内や店頭デジタルサイネージ広告の
クリエイティブ内で告知しているポイントキャンペーンが「お得に買える」という購買心理を刺激したと考えられます。

総括

YouTubeでインフルエンサーを起用したレビュー動画で、消費者の認知〜興味関心を起こしつつ、店舗でのキャンペーンであるポイント還元/利用の示唆をし、店舗への来店を促しました。

その上で、改めて店頭の広告で認知を図ることで、商品およびキャンペーンであるポイント還元/利用のリマインドとなり、結果、売上(POS)の向上に貢献でき、商品、ポイントキャンペーン共に店頭でのリマインドが有効であるという証明となりました。

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