出稿のきっかけ
同社のTVCMは、女性たちの気持ちに寄り添うことを制作の起点としています。忙しい毎日の中で、日々の生活を少しでも豊かで心地良い気持ちで過ごしたいと思う女性たちに、日常生活の中で特別なことをしなくても、このスキンケアを使うだけで、心地良くいられるという想いを描いています。
ターゲットである女性が自分の顔を見る日常的な場所として、美容サロンがあります。美容サロンを利用する方へのブランドの認知・共感を獲得することを目的とし、TVCMやWeb広告に加え、OCTAVE by MADS(以下OCTAVE)への出稿に至りました。
出稿概要
出稿時期:2023年12月(1ヶ月間)
出稿量:約21万imps(視聴回数換算)
出稿メディア:OCTAVE
出稿メニュー:ディスカバリーAD
動画尺:30秒(TVCM素材)
<調査概要>
・店舗に来店した顧客を対象に当日紙で調査を実施
・N100ずつ(広告出稿店舗と出稿なし店舗)で有効回答を対象
・女性客を対象
広告認知率が60%を超える結果に!
出稿していない店舗に比べ、出稿している店舗は約3倍の認知率となり、60%を超えました。
商品認知は、広告出稿していない店舗の1.7倍の60%
既にブランドの歴史、定常的なTVCMなどの影響で認知度が一定数ある同社ブランドですが、基礎スキンケアに関しては、広告出稿店舗で明確に「知っている」と回答した人が、出稿なしの店舗の約1.7倍で、約60%となりました。「聞いたことがある」と回答した人には、大きな差はありませんでした。
一度認知しても、忘却されてしまう中で、OCTAVEのディスカバリーADにより、再認知された、またTVCM非接触者にも商品認知出来たと考えられるでしょう。
▼動画イメージ(一部キャプチャ)
広告出稿していない店舗の2倍以上の購入意向度に!
購入したいという人は、出稿なしの店舗と比較し2倍以上の結果となりました。やや購入したいという人まで入れると、半数の50.0%という数値になりました。出稿なしの店舗がやや購入したいという人まで入れ、31.1%のため、20%の人の購入意向が高まる結果となりました。
総括
TVCM素材の二次利用により、さらに美容サロン来店者へのブランド認知〜購入意向が進む結果となりました。
同一媒体で一定以上の出稿を行いつつ、他媒体、環境で出稿を行うことは有効だと言われています(複数のメディアを組み合わせて展開することで態度変容が促される)
TVなどの「ながら見環境」に加えて「専念視聴環境」で消費者にコミュニケーションを図ることはトータルメディアプランニングにおいて重要なポイントの一つだと考えています。
広告主様の声
部署名:化粧品広告宣伝部
担当者名:竹﨑光
TVやWeb広告といった媒体以外のお客様との接点で広告に触れていただくことで、ブランド認知も獲得できて満足しています。
美容サロンという、リラックスできる・キレイになれるような良質な空間の中でファンケル化粧品としてのブランドの想い・考え方をお伝えできる良い機会となりました。
複数の接点で、ブランドを知っていただき、共感されるようなトータルプランニングにより、ファンケルの商品を手に取っていただく方が増えることを今後も目指します。