生活者は“体験”から買う―日用品・化粧品の購買行動とマーケティング示唆 〜サンプル・テスターが認知、購入、リピートを動かす主要接点に〜

生活者は“体験”から買う―日用品・化粧品の購買行動とマーケティング示唆 〜サンプル・テスターが認知、購入、リピートを動かす主要接点に〜

Fukuhara

2025.09.10

デジタルOOHアドネットワーク事業およびCMS開発・運用事業を行う株式会社MADS(東京都渋谷区 代表取締役:穴原 誠一郎、以下MADS)は、全国の男女を対象に日用品・化粧品の購買行動に関する調査を実施しました。その結果、生活者の購買行動において、サンプルやテスターを活用した“体験”が、認知・購入・リピートの各段階で非常に強い影響力を持つことが明らかになりました。

【調査概要】
・調査対象:全国、10歳〜65歳以上、男女
・回収期間:2025年5月29日 ~ 2025年7月17日
・サンプル数:226
・調査方法:全国の美容室タブレットサイネージ「OCTAVE」によるアンケート調査

■普段、日用品や化粧品はどこで購入することが多いですか?

■日用品や化粧品を購入・使用する際に参考にする情報源をすべてお選びください。

■購入前にお試し経験のある商品をすべてお選びください。


■サンプルやテスターをきっかけに、実際の商品の認知、購入、リピートをしたことはありますか?

調査結果から、日用品・化粧品の主要な購買チャネルはドラッグストアやスーパーであり、特にサンプルやテスターが認知・購入・リピートに大きな影響を与えることが明らかとなった。生活者の約9割が認知、約8割が購入、6割以上がリピートに結びついており、体験型施策が顧客との関係構築やブランド体験の起点として機能していることを示している。

とりわけ香りやテクスチャーが重要な化粧品やヘアケアでは、実際に「試す」体験が購買意欲を高め、信頼や愛着を醸成する契機となる。サンプルやテスターは単なるお試しではなく、購入や継続利用を後押しする重要な接点である。

この結果は、体験型プロモーションの設計が購買率・リピート率の向上に直結し、長期的なブランドエクイティの形成に不可欠であることを示唆している。


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Fukuhara

2020年にSaaS業界へ入社し、インサイドセールスとして従事。マーケティングとセールス領域を経験した後に2023年に株式会社MADSへ入社。マーケティング業務を主軸に活動。ビズリーチ・Sansan・スマートキャンプ主催のプレゼン大会「New IS Hero's」決勝進出。

2020年にSaaS業界へ入社し、インサイドセールスとして従事。マーケティングとセールス領域を経験した後に2023年に株式会社MADSへ入社。マーケティング業務を主軸に活動。ビズリーチ・Sansan・スマートキャンプ主催のプレゼン大会「New IS Hero's」決勝進出。

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