目次
出稿のきっかけ
女性を中心に、心身ともに満たされた状態を表す概念でもあるウェルビーイングをキーワードに、美容や健康のモーメントを意識した美容室という環境で広告出稿をしたら、どのような結果になるか、サービス利用に貢献できるのではないかと考え、出稿に至りました。
出稿概要
出稿時期:2024年1〜2月
出稿量:約150万imps(視聴回数換算)
出稿メディア:OCTAVE
出稿メニュー:ディスカバリーAD
動画尺:30秒、40秒の2つ
<調査概要>
・店舗に来店した顧客を対象に当日紙で調査を実施
・N70ずつ(広告出稿店舗と出稿なし店舗)で有効回答を対象
モーメントと環境に合わせた、出稿クリエイティブの工夫
「zen placeの世界観を描いた動画」に加えて、美容室の席に着座して広告に触れるという状態を活用し、座席で美しい姿勢を作ってみましょうという「席で姿勢を正すレッスン」の動画を配信しました。
まさにモーメントと状態に適した広告クリエイティブとなります。
座ったまま行えるレッスン風の訴求により、体験レッスンへの動機づけを得られたと思います。
▼動画キャプチャ
サービスの特徴理解が深まる結果に!
出稿なし店舗と比較して、広告出稿店舗では「ヨガのスタジオがある」「ピラティススタジオNo.1」といった項目が目立ちました。これは動画広告の訴求による影響だと思われます。
全体の73%が「利用したい」と回答!
全体の73%が「利用したいと思う」という回答結果になり、特に女性の利用意向度がより高まりました。
これは、美容と健康を特に意識するであろう美容室という環境や、動画広告内の姿勢を正すというレッスン訴求がもたらした結果だと考えられます。
多くの人がピラティスやzen placeを調べる結果に
実際に広告に触れたと思われる美容室の来店客に、広告接触後にどのような行動を起こしたかをヒアリングすると、多くの人が、ピラティスやzen placeに関して調べたという結果となりました。
ピラティス未認知者は、ピラティスそのものを調べたと思われ、ピラティス認知者ないし、動画で伝えた内容に興味関心を抱いた人は、サービスブランドであるzen placeを調べたと考えられます。
総括
家でのながら視聴、移動中の視聴、専念環境で視聴など、広告に接触する場は、生活動線上で様々です。
今回は「美と健康を意識する」「長い時間滞在」「専念視聴」「着座」
という美容室の環境において、zen placeの世界観を伝えながらも、実際にどういったサービスを提供しているかを分かりやすく伝えることが出来たクリエイティブでした。また広告色を抑えることで広告というより、動画コンテンツとして接触させることが出来ました。
企業の一方的なメッセージではなくコンテンツとして見られる動画は、美容室において非常に向いていると考えられます。