リテールメディアの実態調査 | ドラッグストアを中心とした消費者の購買心理

リテールメディアの実態調査 | ドラッグストアを中心とした消費者の購買心理

2023.07.05

デジタルOOHアドネットワーク事業およびCMS開発・運用事業を行う、株式会社MADS(東京都渋谷区 代表取締役:穴原 誠一郎、以下MADS)は、ドラッグストアを中心とした消費者の購買心理の検証のため、リテールメディアの実態調査を行い、その結果をお知らせします。

【調査概要】
・調査対象:全国、20歳以上 65歳以下、男女
・回収期間:2023年06月19日 ~ 2023年06月20日
・サンプル数:600
・調査方法:ネットリサーチ(Freeasy:6月20日調べ)

事前に購入予定の無かった商品を実店舗で購入することはあるか

約80%の人が「ある」と回答。
約5人に4人という高い比率で非計画購買が起こっていることが判明。

店頭(店内や店舗入口)における情報(POP等の販促物や広告)をきっかけに商品を購入することがあるか

約70%の人が「ある」と回答。店頭での広告は購買行動に大きく寄与することが判明。

TVやSNSを見て、興味が湧いた商品があっても、実店舗で別の商品に目がいくことがあるか

60%以上の人が「ある」と回答。来店以前に認知・興味のある商品があったとしても、
半数以上の消費者が実店舗の場で、別商品に対して興味が発生することが判明。

どんな情報(POP等の販促物や広告)だったら購入してみたいと思うか

最も多かったのが割引等の情報(70.3%)であり、それに次いで
新商品(リニューアル含む)や、商品便益が消費者の購入における有効な情報と判明。

最も良く行くドラッグストアは何処か

最も多いのがウエルシア薬局であり、次にマツモトキヨシ、スギ薬局、サンドラッグといった結果

今回の調査により、実店舗における情報は非常に高い比率で、消費者の非計画購買に寄与していることが分かりました。その為、店頭売上の向上を図るには、リアル店舗での商品購入に至る決定の瞬間「FMOT(※1)」を狙ったコミュニケーションが重要になると考えられます。

また、店頭以前の認知を図ることで、よりFMOTに寄与するとした場合、TVやSNSにおける「ZMOT(※2)」の強化も同時に重要と言えます。

MADSは「新しい情報流通のカタチを創る」というビジョンを実現すべく、今後も多くの広告主様、事業会社様、ロケーションオーナー様向けに様々なサービスやソリューションを展開してまいります。

※エフモット、First Moment of Truthの略称
2004年にP&Gが提唱した購買モデルで、顧客は店頭での数秒間で購入するかどうかを決定するというもの

※ズィーモット、Zero Moment of Truthの略称で「顧客は店舗を訪れる前に何を買うかを決めている」とする購買モデル・マーケティング理論

■MADS会社概要
社名 :株式会社MADS
所在地 :東京都渋谷区桜丘町20-1渋谷インフォスタワー13階
設立 :2013年8月1日
代表者 :代表取締役社長 穴原 誠一郎
事業内容 :デジタルOOH アドネットワーク事業
     :デジタルOOH メディアマネタイズ事業
     :マーケティング支援事業

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