天候連動プラン| 天候連動配信で消費者のモーメントにリーチ

天候連動プラン| 天候連動配信で消費者のモーメントにリーチ

某大手製薬メーカー

2024.04.04

MONOLITHSを活用したMADSのデジタルOOHはあらゆる条件を指定した広告配信が可能となります。今回は某大手製薬メーカーが花粉指数と連動したキャンペーンの事例をお伝えします。

■実施背景


例年花粉に悩まされる人が多くいます花粉の季節は、花粉対策や鼻炎薬など関連商品の商品陳列も多くなります。

花粉対策商品や、日焼け止めはいくつも同時に買うものではなく、
いかに初期購入してもらい、その後リピート購入してもらうかがメーカーにとっては重要です。

そこで、需要の前倒しの購買ニーズにリーチすることが大事だと考えました。
そこでいち早く自社商品を花粉の時期に認知させ、必要性の示唆を行うことで、購買心理を動かすことを狙いました。

■目的


・潜在購買意識を顕在化し、店舗の購買を促す
・競合より優先的に自社商品を購買してもらう
・無駄な広告費をかけず効率的に態度変容を狙いたい

■実施内容


花粉飛散が多い日時のみに店頭で「花粉指数」が高いというFACTと「該当商品」を伝えました。

店舗数:200店舗(ウエルシア)
配信期間:2〜3月(約1.5ヶ月)
花粉飛散量の指数5段階のうち4以上の場合に広告を配信
※飛散量情報は全国180地点から情報を取得するため、店舗ごとに予報が異なります

<出稿イメージ>
TVCMの素材を利用し、商品画像を固定で掲出することに加え、現在花粉が飛散しているという事実をしっかり訴求しました。

■成果


サイネージ広告を実施した店舗で+20.6%の売上(POS)リフトを達しました。

また花粉飛散量が多いと、必然と商品は売れる傾向にはありますが、
ある週においては広告出稿をした店舗においては、より売上が上がり、出稿していない店舗と最大で1.7倍の売上の差がありました。

■あとがき

MADSのデジタルOOHでは、他の天候条件などでも運用型の出稿が可能です。

例えば、例年4月より紫外線は強くなります。春から紫外線対策の需要は増えるため、
その時期に想起購買を狙うことで、競合シェアを奪うだけではなく、選考して潜在ニーズにリーチできるでしょう。

また、夏前であればUVケアや、熱中症対策飲料、冬の前であれば、マスク、ホッカイロなどの商材が売れ始めます。
この売れ始めそうな時期の出稿が、そのシーズンの売上を上げる上で重要なポイントです。

▼参考:MADSで配信可能な指数例

Share on
URLをクリップボードにコピー

分析結果をもとにターゲティング
最適な配信パターンへ調整し、
広告効果を最大化

関連の記事